どうも、めがねこ(@meganecco_kana)です。
これまでキャベツから始まり、玉ねぎ・人参・トマトを使ったザワークラウトを作ってきました。
過去の記事はコチラ↓↓
このザワークラウト達を全て使って、今回はミネストローネを作ろうと思います。
乳酸菌の力で野菜の成分が分解されているので、消化吸収が良く胃腸に優しい体にエコな野菜スープですよ!
ミネストローネの動画
レシピ
・トマトのザワークラウト 200g~400g
・キャベツのザワークラウト 好きなだけ
・玉ねぎのザワークラウト 好きなだけ
・人参のザワークラウト 好きなだけ
・ハム 1パック
・有塩バター 10g
・ニンニクチューブ 大さじ1
・コンソメキューブ 3個
・水 800cc
・ブラックペッパー 適量
・乾燥バジル 適量
※ハムの代わりにベーコンを使う場合は、バターをオリーブ油に変えてください。
①ハムは細切りにしておく。鍋にバターとニンニクチューブを入れて中火にかけ、香りが立ったらトマト以外のザワークラウト・ハムを入れて軽く炒める。全体にバターがからんだらトマトのザワークラウト・水を入れて混ぜ、沸騰するまで煮込む。
※ザワークラウトは初めからしんなりしているので、ササッと軽く炒めれば大丈夫です。
②沸騰したらコンソメキューブを入れて溶かし、味を見てコクが足りなければバターを少し足す。ブラックペッパー・乾燥バジルを振って混ぜたら完成。
※ベーコンを使う場合、追いバターをするとクドくなる可能性があるので気を付けてください。
発酵野菜だらけのミネストローネ。
気になる味の感想は、おぉ!!メッチャ美味しい!!です。
乳酸菌の生成する有機酸が豊富なので、お酢を入れたかのようなしっかりとした酸味が際立ちます。
が、角のある酸味ではなくてまろやかさがあり、スープ自体にも旨味がよく出ていてコクもあります。
もちろん簡単に言えばトマトベースのコンソメスープなのですが、
それぞれの野菜も発酵の力で旨味が出ているので、噛めば噛むほど玉ねぎや人参などの甘みが口の中に広がってワンランク上のスープになってます。
やっぱり普通のミネストローネよりも旨味が多く、それでいて濃厚過ぎずサッパリした口当たりなのでクセになる感じでした。
これ、脂っこい肉料理との相性抜群なのではないかと。
ちなみに以前同じ材料で、キャベツのみザワークラウトにしてミネストローネを作ってみたことがあります。
こちらは酸味が優しくて、何杯もおかわりする美味しさでした。
クセになる感じは両方同じでしたが、わたし含め家族の反応を見ると、
・全部ザワークラウトの方は美味しいけど一杯で満足できるウマさ
・キャベツのみザワークラウトの方は何杯も食べたくなるウマさ
って感じです。
酸っぱいのが苦手な方は、全部ザワークラウトにせずにどれか1種類だけとか、量を変えてみたり調節して楽しむ方が良いかもしれませんね。
調理時間の短さに驚いた
今回ザワークラウトだらけのミネストローネを作って感じたのが、調理工程と調理時間がめちゃくちゃ短いということ。
洗う・切る・炒める・煮込むの工程がかなり簡略化されて、結構ビックリしました。
そもそもザワークラウトは材料を切ってから発酵させているので、
・具材を洗う
・具材を切る
・使った道具を洗う
という手間が全て省かれます。
続いて炒める・煮るという工程においても、塩漬けにされている野菜は既に柔らかいので、しっかり炒めずともしんなりしています。
なので今回のミネストローネでいうと、炒めるというよりはバターを馴染ませる程度に混ぜただけでした。
炒めるという工程をすっ飛ばし、煮る工程にすぐ入れるというのはかなりの時間短縮につながりますよね。
で、とどめの煮込み時間の短縮です。
炒める時と同様、しんなりと柔らかくなっている野菜は、しっかり煮込まずとも十分柔らかい。
よってスープが沸騰すればOKなのです。
仮に煮込みでなくて炒め料理に使う場合でも、水分をある程度飛ばす程度に炒めるだけで済むはず。
時短テクでフリーザーパックに肉と野菜とタレを全て入れて冷凍ストックを作る方法がありますが、原理はそれと同じですね。
冷凍してないだけで、下処理・下味を付けてストックしておくのは一緒。
ザワークラウトは胃腸にも忙しい主婦にも優しい発酵食品ですねw
ザワークラウトを作っておく手間を惜しまずにやっておけば、あとは楽チンなわけです。
本当やってみていい勉強になりました。
これからも色んな発酵食品を作っていこうと思っていますので、興味のある方は遊びに来ていただけると幸いです。
ご覧いただきありがとうございました!