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生理痛緩和|経血をトイレで出す膣トレーニングのすすめ

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辛い生理痛にお悩みの女性は多いのではないでしょうか?

 

筆者はこれまで生理痛とはほぼ無縁だったのですが、30代に入ってから生理痛が酷く出るようになりました。

 

薬を飲んだりすることもありましたが、現在は薬を飲むことは避けています。

 

その代わりに生理用品を紙ナプキンから布ナプキンに変え、生理期間中を利用した膣トレーニングをすることで生理痛の緩和を計っています。

 

始めて1年経った今、まだ完全に生理痛は無くなっていませんが、確実に緩和はしています。

 

同じように生理痛でお悩みの方に、今回は生理痛緩和に繋がる膣トレーニングをご紹介したいと思います。

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膣トレーニングとは?

女性の方なら”膣トレーニング””膣トレ”といった言葉を1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

 

膣トレーニングとは、骨盤底筋という筋肉を鍛えることを言います。

 

文字のごとく骨盤の底に位置している筋肉の事で、膀胱や子宮・腸を正しい位置に留めてくれる働きと、尿道を締める役割を担っています。

経血をトイレで出す膣トレーニング

筆者が膣トレを始めたのは紙ナプキンから布ナプキンに切り替えた時です。

 

YouTubeで布ナプキンの使い方を見ていた時に、経血をナプキンに出すのではなくトイレでなるべく出し切るようにするという方法を知りました。

 

後になってこれが骨盤底筋を意識して使う事だと気づくのですが、最初はそんなことできるの?と半信半疑でした。

 

簡単に説明すると、今まで紙ナプキンに垂れ流していた経血を、自分の意志でコントロールしてトイレで排泄したり膣に留めて置いたりするという方法なんです。

 

出来る気がしないと思いながら、物は試しだと実践してみることにしました。

トイレで経血を出す方法

実際のやり方を説明します。

  1. トイレの便器に腰掛け、腹部に力が入れやすいように足を開く
  2. 深く息を吸い込み、フーッと息を吐きながら膣に力を入れていく
  3. 経血が出終わったら膣にキュッと力を入れて出口を締める

簡単に言うと、便を押し出す時に気張る要領で膣に力を入れるという感じです。

 

最初は膣に力を入れる感覚が掴みにくいので、自分の手を膣に当ててそこを意識するようにすると感覚を掴みやすくなります。

 

筆者も初めは上手くできませんでしたが、力が入りやすい足の位置や腰掛ける位置を調節したりしてやっていたら、だんだん上手に経血を押し出せるようになりました。

 

フーッと腹圧をかけると尿のようにシャーっと経血が出ることもあれば、ドロッとした経血の塊が出てくることもあります。

 

経血を出し終わったら、最後に膣の出口をキュッと締めるイメージで力を入れます。

 

上達すると膣の出口に力を入れた時、筋肉がクッと内側に引き上げられるのが分かるようになりますよ。

 

こうやって押し出す力と留める力の両方を鍛えるという膣トレーニングを行います。

無理に出そうとするのは止めましょう

筆者は最初、経血をトイレで出す事を意識しすぎて逆に生理痛が酷くなる経験をしています。

 

膣トレをすることが生理痛緩和に繋がるならばと一生懸命になりすぎました。

 

生理期間中は子宮も普段より膨張していてそもそもデリケートな状態です。

 

膣に力を入れるという事は膨張している子宮に刺激を与えることになるので、痛みが出ているときに行うと余計に痛みが酷くなる事もあります。

 

生理痛が酷いタイミングであれば、無理にトイレで経血を出そうとしなくて大丈夫です。

 

そういうときはナプキンに経血を吸わせ、痛みが引いてからトイレで経血を出すようにしてみてください。

生理中の膣トレで得られるメリット

骨盤底筋を鍛えて生理中の経血を自身で排泄できるようになると、どんなメリットがあるのでしょうか?

ナプキンが汚れにくくなる

経血をなるべくトイレで排泄するようになると、トイレで出し切ることができるようになるので自然とナプキンに付く経血量も減ります。

 

紙ナプキンを使っている方であれば交換する頻度が少なく済みますし、布ナプキンを使っている方であれば洗濯するのが楽になります。

冷えから来る生理痛の緩和

骨盤底筋を鍛えることで、膣の排泄運動をコントロールできるようになります。

 

膣に力を入れてキュッと出口を締める力を鍛えることで、今まで垂れ流しだった経血が膣内にしばらく留まることになり、温かい経血が膣内に留まることで冷えから来る生理痛が緩和することに繋がります。

 

筆者はまだ完全に経血のコントロールが出来ているわけではないですが、やるようになって1年経った現在、生理痛が無くなるまでは行かずとも確実に緩和しているのは実感しています。

 

生理痛が始まると全く身動きが取れなくて寝込んでしまっていたのが、痛みの質が我慢できるくらいの程度で収まっており、寝込むことは無くなっています。

生理期間の短縮に繋がる

経血をトイレで出すようにトレーニングをすることで、1度に一気に経血を排泄することが可能になります。

 

排泄スピードが上がるので段々生理の日数が減るようになり、今まではダラダラと垂れ流していたために7日程かかっていた生理期間が、3~4日で終了するようになったという人もいらっしゃいます。

 

筆者は今まで生理期間は7日かかっていましたが、最近は5~6日で終わることが多くなっていて少しずつ日数が減っているなと感じている最中です。

パートナーとのスキンシップ向上

膣のトレーニングを行う事は、膣内の感度の向上にもつながります。

 

個人差はあると思いますが、これは筆者も実感していて、始めて良かったなと思う理由の1つでもあります。

 

生理痛緩和だけでなく、膣の感度を上げたいなと思っている方は生理中の膣トレーニングを意識してみると良いかもしれませんね。

 

膣トレーニング専用の道具も販売されていますが、購入せずとも自身の生理現象を意識するだけで感度の向上には繋がります。

まとめ

生理痛はあまりに酷いと吐き気を催したりして本当に辛いですよね。

 

薬を使って痛みを緩和する方法も1つの手ですが、体の事を考えるとなるべく飲みたくないのも本音です。

 

今回紹介した生理期間中に骨盤底筋を鍛える膣トレーニング法は、生理痛の緩和に対して即効性のあるものではありません。

 

その代わり体に無理なく続けられることが出来るので、ゆっくりとご自身のペースで続けてみてくださいね。

 

最後までご覧頂きありがとうございました。

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